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保育士試験 実技試験は3つのうちのどれを選ぶ??【言語表現に関する技術の独学練習方法】

 

 

こんにちは。

 

2歳4歳7歳の子育てをしながら、シンプルライフを送っているtomoです。

 

 

2019年保育士試験後期の筆記試験まで残りいよいよ1か月となりましたね。

 いよいよ追い込みで、受験される皆さま、精神的にも体力(知力)的にも一番大変な時期だと思います。

私は、この時期は完全に容量オーバーで(保育士試験は本当に範囲も広く、覚えなければいけない内容が膨大すぎますよね~💦)落ち込んでは「やるしかない!」を繰り返し、自分を奮い立たせて頑張っていました✍

 

 

私は、2019年度前期の保育士試験を受けました。

試験の半年前から独学で勉強し、ギリギリの科目もありましたが、どうにか一回で筆記試験、実技試験ともに合格することができました。

 

私の経験が、これから受験される皆様のお役に少しでも立てば幸いです。

 

 

今回は、【保育士試験 実技試験は3つのうちのどれを選ぶ??】です。

 

 

まず最初に、私はかなりのあがり症で、人前で話すということがすごく苦手です💦

台本などなく、何もない状態で人前で話すことの大変さを今回すごく感じました💦💦

 

そんな私でも合格できた、練習のコツもお話できればと思います。

 「試験勉強 イラ...」の画像検索結果

 

まず、実技試験の科目選択は、最初の保育士試験の申し込み時に、自分の希望する科目2つ選んで申し込み用紙に記入しておくという流れになっています。

一次の筆記試験に合格してから選ぶのではないんですね。

 

私は、試験の申込時、筆記試験のことばかりが頭にあって、実技試験は、あまり深く考えずに消去法で『言語』『造形』を選択し申し込み用紙に記入し提出しました。

私の場合『音楽』は、小学生以来ピアノに触っていなかったので、はなから無理と決めていました。

でも、事前に課題が提示されるので練習もしやすく、本番も楽譜の持ち込み可能なので、あがり症の私には合っていたのかもしれません💦

思えばもっと情報収集して、『言語』『造形』『音楽』を選択すれば良かったと後悔しました~。

自分の性格や得意不得意も考えて科目を選ばれることをおすすめします(>_<)

 

 

今回は、私が受験した『言語』と『造形』の試験内容と、練習方法についてです。

 

まず【言語表現に関する技術】ですが、

 

実技試験の課題内容や注意事項は、事前に取り寄せる「保育士試験受験の手引き」にわかりやすく記載されています。

『言語表現』は、かなり早い段階で課題内容がわかるので、対策を練ったり練習をすることができる科目です。

(私は「保育士試験受験の手引き」に書かれていた実技試験のページをすっかり見落としており、実技試験3日前に気づくという大ミスをおこしました💦💦)

 

2019年前期課題は、「おむすびころりん」「ももたろう」「3びきのこぶた」「3びきのやぎのがらがらどん」の4つで、この中から1つを選択するということ。

近年の課題には、「おむすびころりん」と「3びきのこぶた」が高確率で出題されています。

 

私は、「おむすびころりん」を選びました。

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最初は、子どもたちに数えきれないくらい読んで聞かせた一番馴染みのある「3びきのこぶた」を選んで練習していたのですが、登場人物が意外と多く、話の展開も早くて、

3分以内にお話をまとめるのが難しく、なかなか話の内容も覚えられず断念しました。あれほど子どもたちに読み聞かせていたお話だったのに、いざ何も見ずに話をするとなると、難しいー💦

 

また私のあがり症な性格から考えると、登場人物が多く、話の展開が早いなど覚えることが多いと、本番に万が一に緊張して頭が真っ白になった時に、話のどこに戻ってよいかわからなくなる可能性が高かったため、この4つの中で、一番登場人物が少なく、話の内容もコンパクトにまとまられる「おむすびころりん」に変更しました。

 

『言語表現』の試験を受けるにあたっての大事なポイントは、選んだお話を3分以内で終わるようにまとめるということです。

 

 

 

以下が、 私がまとめた『おむすびころりん』のお話です。

 

『おむすびころりん』

 

むかしむかし あるところに 働き者のおじいさんがいました。

今日も おじいさんは 山へ 畑仕事に出かけています。

『あー お腹がすいた。そろそろ お昼にしよう』

おばあさんが 作ってくれたおむすびを 食べようとすると、おむすびは ころころ

ころころ転がって 穴の中に落ちてしまいました。

おじいさんは がっかりです。

すると 『おむすび ころりん すっとんとん おむすび ころりん すっとんとん』と穴の中から かわいい歌が聞こえてきました。

『おやおや なんと 不思議な』 おじいさんは びっくりしましたが 楽しくなっておむすびをもう一つ 穴の中に転がしてみました。

『おむすび ころりん すっとんとん おむすび ころりん すっとんとん』また かわいい歌が聞こえてきます。

『おお ゆかい ゆかい』おじいさんは大喜びです。

ところが 喜びすぎて足を滑らせて おじいさんは穴の中へ。

すっとーん。

『おじいさん ころりん すっとんとん おじいさん ころりん すっとんとん』

穴の中には かわいいねずみが たくさんいました。

『おじいさん 美味しい おむすびを ありがとう。ゆっくり していってくださいね。』

ねずみは 歌って踊って ぺったんぺったん おもちをついてくれました。 

お腹いっぱいお餅を食べて 楽しく過ごした おじいさんは

『今日はありがとう。 おばあさんが待っているから そろそろ おうちに帰りましょう。』と、お土産をたくさんもらって おうちへ帰りましたとさ。

おしまい。

 「おむすびころり...」の画像検索結果

私が、『おむすびころりん』の話をまとめたポイントとして

①登場人物は本当の最小限に

緊張するであろう当日のことを考えて、登場人物は、本当の最小限の“おじいさん”と“ねずみ”だけにしました。おばあさんも名前だけの登場にし、言葉は省きました。

②話の内容もかぎりなくシンプルに

おじいさんがおむすびを穴に落として、その穴に落ちたおじいさんは、ねずみたちにごちそうしてもらい、お土産をもらっておうちに帰る とかなりコンパクトにまとめました。

この私がまとめたお話だと、早口で読めば一分ほどで終わってしまうと思います💦

でも、私は、これ以上複雑になるときっと覚えられないし、本番で緊張してパニックになった時に、話の筋に戻れないと思い、この内容になりました。

当日までに筋書きがしっかりと頭に入って自信をもって話せる内容量が私にとってはこの形でした。

 

これから受験される皆さま、ご自身の暗記力や人前で話すことの得意不得意を含めて、3分以内におさまる内容を、ご自身が話しやすい言葉に変えてまとめられると良いかと思います。

 

 

【『言語表現』の練習の進め方】

 

私は、筆記試験の合格通知が届いてから、慌てて実技試験の勉強を始めました💦

筆記試験では、教育原理が一点足りず不合格だと思っていたのですが、点数を落としたと思っていた問題が“不適切問題”であったため、ギリギリ合格となりました。

なので、実技試験の勉強を始めたのは、試験日まで1か月をきっていました。

 

上に載せた『おむすびころりん』のまとめ内容は最終形で、練習当初はもっと長かったり、言葉の言い回しが違っていましたが、どんどん自分が言いやすく覚えやすい言葉や文に変えていきました。

 

 

  

まずは何度も声に出して練習して、話の内容をしっかり頭に入れて、話しがスムーズにできるようになることです。

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練習は、私の場合、日中は家事や育児に追われて練習する暇がなかったので、子どもたちが寝る時に絵本の読み聞かせのように「おむすびころりん」の話を聞いてもらったり(最初のうちしばらくは聞いてくれていた子どもたちも、段々と話に飽きてきて、1週間ほどで「もうおむすびころりんはいい!」と言われてしまいましたが💦)。

子どもたちが寝た後に、一人台本を片手に声を出して「おむすびころりん」を練習しました。

練習を始めて数日は、「おむすびころりん」のまとめた内容ががなかなか頭に入らず、『言語表現を選ぶんじゃなかったー』とかなり後悔しましたあ💦

でも、とにかく『体で覚える!』で、毎回声を出して練習をしました。

練習を始めて一週間過ぎたくらいで、ようやく詰まりながらも話ができるようになってきた感じです。それでもまだまだ言葉に詰まったり、「おむすび」を「おにぎり」と言い間違えたり笑 自信をもって当日を迎えられるにはまだまだでした。

 

②しっかりと話が頭に入ったところで、内容に気持ちを乗せて話しをする練習をしていく。合わせて『身振り手振り』の練習をする。

 「身振り イラス...」の画像検索結果

楽しい場面では楽しそうに、悲しい場面では悲しそうに、驚いている場面では驚いたように・・・表情や声のトーンを合わせて練習していきました。

声色を変えることはしないほうが良いようです。声色を変えて話すと、話の内容より声に子どもたちの意識は向いてしまうからといった理由です。

 

受験の手引きには「お話の内容をイメージできるよう、適切な身振り・手振りを加えてください」という一文が書かれています。

私は、この手引きの内容を見落としており、試験の3日前に『身振り手振り』を急いで練習しましたー💦

 

なので、当日は、お話の中3か所に身振りを入れたのみです。

 

あまり参考にならないかもしれませんが、

 

①おじいさんの『あー お腹がすいた。そろそろ お昼にしよう』で、お腹をさする身振り。

 

②『おむすびは ころころころころ転がって 穴の中に落ちてしまいました。』ころころころころと、おむすびが転がる身振り。

 

③ 『ねずみは 歌って踊って ぺったんぺったん おもちをついてくれました。』 で、おもちを杵でつく身振り。

 

の3か所です。『身振り手振り』はもっと工夫ができたと思うところです。

 

ひとつ『身振り手振り』では、ゆっくりとわかりやすい動きで、さりげなく身振り手振りを加える感じということは意識しました。

 

声色と同じく、大げさな身振りは、話の内容よりも子どもたちがそちらに意識が向いてしまうので、お話を中心に、話しに色づけするようなつもりで行いました。

 

③試験日が近づいてきたら、実際に人前で話す練習をする

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私は、試験1週間前からは、子どもたちに協力してもらい(否応なく笑)、子どもたちを試験官と思って、子どもたちの前で話をする練習をしました。

人を前に話をすると、一人での練習では気づかなったことに気づくことができます。例えば私の場合、視線が泳いでいたり、早口になっていたり。

話を聞いてくれた人から客観的に感想やアドバイスがもらえるのメリットです。

人前で話すことで緊張感が出てくるので、予行演習としてしてもおすすめです。

その時に、必ずタイマーで3分計って練習しておいてくださいね!!

話すスピードの感覚を掴めます。

 

このような感じで、1か月弱練習をしましたが、最後は『話始めから話終わりまで話が繋がっていればOK!!練習した言葉通りじゃなくて違っても問題なし。少々話が飛んでも大丈夫!!』『あれだけ練習したんだから大丈夫!大丈夫!』と、何度も自分に言い聞かせて本番を迎えました。

 

 

【試験本番の様子】

当日は、造形の試験が午前で、言語は午後からでした。

造形の試験が終わった後、指定された時間までお昼を食べながら休憩室で過ごし、その後は、名前を呼ばれるまで待合室で待ちました。

休憩室では、私語や音を鳴らすことなどが禁止されていました。なので、言語の試験練習は、口パクや頭の中でになります(>_<)

 

そして、名前が呼ばれ数人で試験室前まで移動し、名前が呼ばれた順番に試験室に入る流れでした。

 

私の場合は、順番がきて、ドアをノックし『失礼します』と試験官にあいさつし、受験番号シールを試験官に渡し、試験管2人がいる目の前のイスに座りました。

試験官の前には、私に向かって子どもイスが2脚用意されており、子どもたちが受験者の目の前にいるとう感じを用意されていました。

 

『言語』試験で私が意識したこと

 

①試験官の表情や様子が気になるところですが、設定された目の前の子どもたちに、しっかりと気持ちをむけて、視線や体もむけて話をしていくということです。

 私が受験した時は、2名の試験官の方が私を見ながら、用紙に何か書いている感じでした。試験官の方二人とも試験中真剣な表情?無表情?だったので、逆に何も試験官の様子を気にすることなく、落ち着いて話をすることができました。

試験直前の待っている時が、一番の緊張のピークでした💦

ドキドキがすごかったー💦💦

 

自分が楽しんで話をするということでした。

緊張しながらも、『笑顔で話をしよう!』と決めて受験しました。

 

ゆっくり話す

予行演習では、思いのほか早口になっていることに気づき、早口だと、私の考えた内容だと2分10~20秒とかなり早く終わってしまっていました。

早くても2分30秒以上は話す時間としては必要だと思っていたので、ゆっくり丁寧をかなり意識して試験を受けました。

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私は、すべて話終えてから終了の合図があるまで残り10秒ほどあまりました。その間は、とりあえず最後まで話しきれてほっとした気持ちと、まだ残る緊張感と放心気味でしたが、もうあとは終わるのを待つことしかできないので、ひたすら『笑顔』で待っていました。

 

試験を終えて、『ありがとうございました』と試験官に一礼して退出しました。

 

 

以上が、私が『言語表現に関する技術』の試験において意識して取り組んだことです。

私の経験が、これから受験される皆さまの参考に少しでもなれば嬉しく思います☆彡

 

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