なければ作るの発想
こんにちは。
3人の子育てをしながらシンプルライフを目指しているtsuki です。
田んぼの畦道にたくさんのつくし。
散歩中、子どもたちはつくし採りに夢中でした。
上の子がバスケに興味をもち始めました。
昨年の冬にプロのバスケの試合を見に行ったことがきっかけ。
選手の方々のプレイが想像以上に軽快でパワフルで…うまく説明できないのですが、素人の私はマジックショーを見ているよう笑
手に汗握る試合は、とっても楽しい時間でした。
息子も、選手の方々の見事なプレイに終始見入っていて✨
その後、息子は、アマゾンプライムで見つけたスラムダンクのアニメにはまり、さらにバスケをしてみたい欲が高まり笑
そんな息子の姿を見て、バスケットボールを購入。
でも…我が家の周りには、自由にバスケができる環境が全くなかったんです💦
息子がバスケに興味を持つまでは、気づきもしなかったことでした。
あらためて考えるとその理由がわかりました。
バスケットボールの音はとにかく大きく響くんですね💦
以前、隣の市の公園にバスケットゴールがあったのですが、「あれ!?なくなってる」と思っていたら、近隣の方々の苦情があり取り壊されていたようです。
でも、そこに住んでいる方々の気持ちになったら、昼夜問わずボールの音が響く状況は、落ち着かないしストレスですよね💦
わかります…。
でもそうすると、子どもたちがバスケの練習をしたくても気軽にできる場所がない💦
数少ないバスケットゴールのある公園にはいつも中高生のお兄ちゃんたちが沢山。
都市部さらに住宅街には、自由に気軽にバスケができる場所を作ることはなかなか難しいのでしょうか…。
そんな悶々とした中、田舎に帰省して、バスケットゴールはないものの、ボールの音を気にすることなくバスケの練習ができることに息子も喜んでいました。
息子も段々と欲がでてきて、「やっぱりゴールにいれる練習がしたいなぁ」と。
今の住まいと実家とは遠く、たまに帰る時用にゴールを買うのはもったいないし、住んでいるマンションには置けないし…。
でも、調べてみるとリングのみだったらそれほど値段も高くなく買えることがわかり、父に「リングを買ったら、どこかにつけるかなぁ」と聞いてみたら…
「わざわざ買わなくても作ればいい」と。
父の【なければ作る!】の発想にびっくり。
しかも、大きなバスケットゴール。
でも、そんな話をした2時間後には父が家にあるものでゴールを作ってくれていました。
コンパネにドリルで穴をあけ、園芸などで使う支柱を差し込んでリングを作り、園芸用ネットをリングの縁に巻いて、最後は2階のベランダから吊るして完成✨
家にあるものを探してきて、全て自分の感覚で作っていった父。
子バカかもしれませんが、本当に父はすごかった!!
私ではこんなアイデアは思いうかばなかったし、作れませんでした。
息子も、ゴールは買わないと手に入らないものと思い込んでいたようで
私と一緒ですね💦
おじいちゃんが作っていくのを隣で手伝いながら驚いていました。
消費社会の今《なければ買う》の考えに傾きがちですが、《なければ作る》の発想もあることを、今の新型コロナで外出自粛の中、もう一度大事にしていきたいなぁと感じました。
おじいちゃんが作っていくのを間近で見て、親子ともに視野が広がった1日でした(*^^*)